カンガ

「カンガ」は、東アフリカの女性が着る
民族衣装の布の事です。
素材は、コットン100%で出来ています。
大きさは約160×110センチの長方形の布です。
現地の女性は、巻きスカートやスカーフ、エプロン、
赤ちゃんを背負うのに使用したりと皆、
思い思いの使い方、そして巻き方で
ファッションに取り入れています。
カンガの誕生には諸説ありますが、19世紀半ばポルトガルの貿易商がもたらしたスカーフから
ヒントを得て、「カンガ」が出来上がったと伝えられています。
この「カンガ」と言う言葉の元々は、スワヒリ語で「ホロホロ鳥」という意味。
これは、最初に普及したデザインがホロホロ鳥の羽の模様に似ていたことから「カンガ」と
呼ばれるようになったそうです。
東アフリカの女性たちにはカンガは生活の中でなくてはならないもの。
赤ちゃんが生まれた時には、新しいカンガで包み、女性が亡くなったときには、
その亡骸をカンガでくるみます。
まさに“揺りかごから墓場まで”とでも言えるくらい、東アフリカの女性の一生を綺麗に彩ります。
カンガのデザインは、大きく分けて3つのデザインが入っています。
●「スクエアーボード」:四角い縁取り
●「オブジェクション」:中心模様
●「カンガ・セイイング」
:スワヒリ語のことわざや愛のメッセージ
この3つが揃ってはじめて「カンガ」と呼べるのです。
現地では、カンガを選ぶ際、色やデザインだけでなく「カンガ・セイイング」が大きなポイントになっています。
↓カンガ・セイイング
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例えば
○「wewe ni wangu tu」 あなたは私だけのもの
○「umpendae usimfiche siri」
愛する人には隠し事をしないで
○「naogopa samba memoyake,
siogopi mtu kwa maneno yake」
ライオンの牙は恐れるくせに、人の甘い言葉は恐れない
などなど
タンザニアでは、
カンガが社会や周りの状況に対するメッセージを
伝える為の手段の一つとして使います。
現地の女性たちは、カンガセイイングに自分の気持ちや主張を
さりげなく託すのです。



